世界陸上ロンドン3日目

女子棒高跳びで、自己最高記録の4メートル91センチを跳んで優勝したギリシャ代表のエカテリニ・ステファニディ選手。
スタンフォード大学で神経心理学を学んだのち、アリゾナ大学で認知心理学の修士課程を終えた彼女は、実は高所恐怖症。
彼女の夫が自宅の壁にビスを打つのを手伝うため、脚立に登ったが2段目まではクリア。3段目はNo way!!

脚立では2段目で棄権する彼女、実はリオ五輪でも金メダルに輝いていた。
そんな彼女が大舞台で実力を発揮するためにしていることは、無心になること。
心理学を勉強していただけあって、頭の中であれこれと分析しすぎてしまう傾向があったと言う。
それが失敗や恐怖心へと繋がる。試合では他の選手の跳躍は見ず、脳のスイッチを切ってリラックスすることが勝利への秘訣だと語る。

聞こえは簡単だけれど、それを大舞台でできるんだから凄いよね。
頭の中が真っ白になるんじゃなくて、無。
ムーーー。
でもその戦術、脚立には適応できないんだから脳って本当に不思議。
今後、博士課程へ進みたいと話すステファニディ。ぜひ、その部分を解明していただきたい!