言葉から生まれた絵
=デジタルID=

こちらの記事の挿絵を作成した時に思いついた絵です。
デジタルID:あなたは誰か?
顔認証技術によって、西アフリカに存在する木彫のお面もIDを付与された!市民権を得られた!という架空の話を想像し、シルクスクリーンポスターを作ってみました!

現実世界でもブロックチェーンの技術を使って、IDを持たない(持てない)人にIDを与えるという取り組みが実際に行われているんですね。
ブロックチェーンが、社会から置き去りにされた「記録なき人々」の身分証明になる

私たち日本人は生まれてすぐ、出生届というものを役所に提出され、身分(戸籍)を与えられ、それを基に医療や教育サービスを受けるのが当たり前という感覚なのですが、世界にはその当たり前がない、つまりあなたが誰か?ということを誰も証明してくれない世界があるんです。

一攫千金のイメージが強いブロックチェーンですが、IDを持てなかった人が持てるということは自分の存在を証明できるという意味で、公共サービスを受けるだけでなく自尊心を保つためにもとても重要なんです。

この版画の制作過程が気になる方はこちらも合わせてお読みください。
Digital IDができるまで


Mockup image provided by Anthony Boyd