習性

たぶんこれは私の習性なんだと思うけれど、特に海外ドラマや映画で家やオフィスシーンの壁にアートが飾ってあるとストーリーそっちのけで「あ〜、いいなぁー、あの形、あの色」なんて見入っちゃうんだよね。それでスクリーンの中の男女が抱き合い始めると寄せで撮るから、「あーもっとカメラ引いて引いて、壁をしっかり入れて!」と注文を付けたくなる。だって、どのドラマや映画もラブシーンは似たり寄ったりの表情だけど、掛っているアートで壁と空間の表情はがらりと変わるじゃないですかー。

スクリーンの中だったらいいんですけどね、ある時友人が「これがうちの旦那」と自宅のリビングで撮った写真を見せてくれたんです。そしたらご主人の後ろに素敵なアートが飾ってあるじゃないですか!彼女に失礼の無いよう、そこそこのコメントをしておきながら(「優しそうな人だねー」とかそんな感じだったと思う)、すぐさま「この後ろに飾ってあるアートいいね!」と言ってしまったんです。どっちのコメントに気持ちが入っているか、すぐにバレますよね。でも救われたのは、そのアートは彼女のご主人が趣味で描いたものだったから良かったんです。

アートフェア東京2018

そんなことで、もし私がカリフォルニアに自分好みの邸宅を持っていたらどんなアートを飾るかを妄想しながら、昨日アートフェア東京2018へ行ってきました!
なんて言う妄想は半分冗談で、私が好きなギャラリーさんから割引券を送って頂いたからです。

そのギャラリーを知ったきっかけは忘れたけれど、おそらくFacebookの『貴方にオススメするサイト』で見つけたのだと思います。
ウェブサイトを見て、「あーいい、あーー好き、この感じ好き」と一目惚れ。それからずっとFacebookでもフォローし、去年はそのギャラリーさんがシンポジウムを開催するのにクラウドファンディングで寄付を呼びかけていたので参加したことにより、今回アートフェアの割引券を送って頂く運びとなったのです。

ギャラリーに所属するアーティストの生の作品を初めて見て、「やっぱり好きだな、この感じ」。
なんでしょうね、真っ直ぐなんですよ。ややこしい感情、邪念みたいなものを感じさせないのが、きっといいんでしょう。
日本より海外で高く評価されているんじゃないかなー?

ギャラリーインカーブ京都

Art Fair Tokyo2018